下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。
マンション管理士 過去問解説 平成20年 問48
【問 48】 マンション管理士の登録、義務等に関する次の記述のうち、マンション管理適正化法の規定によれば、正しいものはどれか。
1 マンション管理士が5年ごとに登録講習機関が行う講習を受講しなかったため登録を取り消された場合、その者はその取消しの日から2年を経過しないと登録を受けることができない。
2 国土交通大臣は、マンション管理士が被補助人となった場合、その登録を取り消さなければならない。
3 マンション管理士試験に合格した者が執行猶予付きの禁固の刑に処せられ、執行猶予が取り消されることなく猶予期間が満了した場合、その満了の日から2年を経過しないと登録を受けることができない。
4 マンション管理士に合格した者は、その合格後5年以内に、国土交通大臣の登録を受けなければならない。
【解答及び解説】
【問 48】 正解 1
1 正しい。マンション管理士が5年ごとに登録講習機関が行う講習を受講しなかったため登録を取り消され、その取消しの日から2年を経過しない者は登録を受けることはできない。
*マンション管理適正化法30条1項3号
2 誤り。国土交通大臣は、マンション管理士が成年被後見人又は被保佐人となったときは、その登録を取り消さなければならないが、被補助人となった場合に登録を取り消さなければならないという規定はない。
*マンション管理適正化法33条1項1号
3 誤り。マンション管理士試験に合格した者が執行猶予付きの禁固の刑に処せられ、執行猶予が取り消されることなく猶予期間が満了した場合、その翌日から直ちに登録を受けることができ、2年の経過を待つ必要はない。
*マンション管理適正化法30条1項1号
4 誤り。マンション管理士に合格した者は、その合格後5年以内に、国土交通大臣の登録を受けなければならない旨の規定はなく、いつ登録をしてもよい。