下記の問題及び解説は、必ずしも現時点における法改正及びデータを反映したものではない場合があります。
マンション管理士 過去問解説 平成25年 問44
【問 44】 マンションの設備に関する次の記述のうち、適切でないものはどれか。
1 土中埋設の白ガス管(亜鉛メッキ鋼管)が腐食したため、ポリエチレン管に交換した。
2 高圧洗浄法による排水管の清掃は、排水管内にノズルを挿入し、高圧水をノズルから噴射して付着物を除去する。
3 受水槽の有効容量は、一般にマンション全体の一日使用水量の1/5程度に設定する。
4 居室のシックハウス対策として、換気回数が、1時間当たり0.5回以上の機械換気設備を設置する。
【解答及び解説】
【問 44】 正解 3
1 適切。白ガス管(亜鉛メッキ鋼管)は、旧式のガス管で一定期間経過すると、腐食によりガス漏れが起こる危険があるので、新規使用は禁止されているので、ポリエチレン管に交換したことは適切である。
2 適切。高圧洗浄法は、高圧洗浄機または高圧洗浄車からホースで導水しホースの先端に取り付けられたノズルから噴射する高速噴流により管内付着等を除去する方法である。
3 不適切。受水槽の有効容量は、一般にマンション全体の一日使用水量の「1/2程度」である。
4 適切。居室のシックハウス対策として、1時間当たりの換気回数は、住宅等の居室にあっては0.5回以上、その他の居室にあっては0.3回以上となっているので、1時間当たり0.5回以上の機械換気設備を設置することは適切である。