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マンション管理士 過去問解説 令和元年 問50

【問 50】 管理業務主任者に関する次の記述のうち、マンション管理適正化法の規定によれば、誤っているものはどれか。

1 マンション管理業者は、既存の事務所がマンション管理適正化法第56条第1項の管理業務主任者の設置に関する規定に抵触するに至ったときは、3月以内に、同項の規定に適合させるため必要な措置をとらなければならない。

2 管理業務主任者は、管理組合に管理事務に関する報告をするときは、説明の相手方に対し、管理業務主任者証を提示しなければならない。

3 管理業務主任者は、その事務を行うに際し、マンションの区分所有者等その他の関係者から請求があったときは、管理業務主任者証を提示しなければならない。

4 管理業務主任者としてすべき事務を行うことを禁止された場合において、その管理業務主任者がその事務の禁止の処分に違反したときは、国土交通大臣は、その登録を取り消さなければならない。

【解答及び解説】

【問 50】 正解 1

1 誤り。マンション管理業者は、法定数の管理業務主任者の設置義務に関する規定に抵触する事務所を開設してはならず、既存の事務所がこの規定に抵触するに至ったときは、「2週間」以内に、この規定に適合させるため必要な措置をとらなければならない。
*マンション管理適正化法56条3項

2 正しい。管理業務主任者は、管理事務の報告をするときは、説明の相手方に対し、管理業務主任者証を提示しなければならない。
*マンション管理適正化法77条3項

3 正しい。管理業務主任者は、その事務を行うに際し、マンションの区分所有者等その他の関係者から請求があったときは、管理業務主任者証を提示しなければならない。
*マンション管理適正化法63条

4 正しい。国土交通大臣は、管理業務主任者が事務の禁止の処分に違反したときは、その登録を取り消さなければならない。
*マンション管理適正化法65条1項4号


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